VSAとアイドリングストップについて書いたが、エヌ坊には他にも注目すべき機能が標準装備されている。今回はそれについて。
まずはヒルスタートアシスト機能
ヒルスタートアシストとは日本語で言うと「坂道発進補助装置」で、坂道(勾配3%、1.72°以上)での発進を安心して行えるように、コンピューターがブレーキペダルからアクセルペダルへ踏みかえる瞬間を判断し、自動的にブレーキ圧を約1秒間保持する機能。運転手がスムーズに発進できるようにアシストするらしい。通常のトルクコンバーターを持つAT車ではクリープ現象が起きるためあまり必要ないが、近年は操作性を向上させるため装備されることも多くなった。
実際に乗ってみるが、あんまりその恩恵は感じない。多分急な坂でなければヒルアシストは機能しないのかも。3%の勾配って数値では理解できるが(100m行くと3m上がるという意味だよな)、実際の感覚としては良く分からない。今度坂道で注意してみてみよう。
次にスタビライザー。
これはNBOXではカスタムに、NBOX+では全車にフロントスタビライザーが標準装備されている。
スタビライザーはカーブしてサスペンションが左右で不均衡にあんまり沈み込まないように押し付ける装置。具体的にはこれがあるとロールが減る。このため、コーナーでふらふら・ゆらゆらと頭上が揺れてるような感じが軽減される。
フロントスタビライザー装備だと足回りを硬めずに済むため、乗り心地がフロントスタビライザーなし+13インチタイヤのNBOX標準車より良くなる。標準車だとエコタイヤ+硬めたサスペンションによって乗員は路面、速度を問わず上下動=ピッチングに揺すられがちなのだが、カスタムならNA、ターボを問わずよりフラットで快適な乗り心地を示してくれる。
まあこれもスタビ有り・無しで乗り比べればハッキリするのかも知れないが、エヌ坊にしか乗らないので実際には良く分からない。でも乗り心地の良さには貢献しているらしい。
まあこんな風にエヌ坊には他社ではオプション扱いの装置が標準装備されていて、そう考えると価格が高いのも納得かな~と思ったりもする。
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